久しぶりのブログ、abc pictures赤司です。
自分で書くブログ、本当に久しぶりの投稿...
過去を遡ってみたら、2017/8/3でした。
なんと約1年半、何も書いてなかったとは!!
今回、年の瀬ということで、「今年の汚れは今年のうちに」というつもりで、来年に向けてモヤっとした部分をスッキリさせとこうと思い書いてます。
写真の世界にもSNSなどの情報のおかげで、一過性の流行りがあります。
でもその流行りの根源(最初にやった人)は、初めからそんな写真を撮ろうと思ったんじゃなくて、結果的に必然的にそうなったと思ってるんですが、いったんネットに出ると表面上の絵柄だけが拡散していきます。
ここ数年、特に婚礼前撮り、アイテムやロケ撮影は当たり前になり、前撮りはこうするものという価値観が出来上がっています。
僕もアイテムを使ったり、ロケでの写真を色々撮ってます。
お客さんのお気に入りのギター&サックス
スニーカーの山
おばあちゃんからもらった小さいころから大事にしてるお人形、
初めて買ったペアのTシャツ
機関銃(もちろんモデルガン)
車・バイク
サーフボード
ペアウォッチ
などなど
ロケでは
行きつけの餃子屋さん
初デートの焼肉屋さん
ゲーセン
区役所
ご実家
出身校
職場
自宅
野球場
サッカースタジアム
などなど
お客さんの本質的に大事にしてるモノや思い出の場所の記録は、記念日と同等に大切なモノだから、わざわざ撮る価値があると思います。
でもね、上記のアイテムやロケ場所って、それで撮る「必然性」があったんですよ。
お客さんの背景になってる要素であったり、人柄だったりで、結果的にそうなる。
何が言いたいのかというと、ただネット上の写真を真似るだけなのは、ものすごくもったいないってこと。
婚礼写真って、
2人の人間がひとつの人格(家)を目指す。
「覚悟とケジメの瞬間」
それだけで十分絵になるなるんですけどね。
ぜひ、写真撮影に「必然性」を取り入れることを強くお勧めします。
下の写真は、先月、新婦さんの実家ロケで前撮り撮影したもの。
「必然性」だけで構成された写真は、それだけで十分美しいと思います。